人権・同和教育参観日、研究大会を終えて、
2025年11月1日 12時00分学びの姿は、相似形
学校は、生徒だけでなく教職員も共に学び続ける場です。新しい知識に触れ、問いを立て、仲間と語り合いながら深めていく。この営みは、教職員にとっても日々の実践の中に息づいています。そして当然に、私たち教職員の学びの姿は、生徒たちの学びの姿に重なっていく。更に、教職員の学び合いの姿が、生徒たちの学び合いの姿に重なって見える瞬間は増えていきます。
生徒たちの授業に真剣に向き合う姿、仲間と協力して課題に挑む姿、失敗から学び直す姿。それらは、教職員が日々の教育活動の中で示している姿勢の“相似形”なのです。学びに向かう姿勢は、言葉以上に、態度や空気感として伝わり、子どもたちの中に根づいていきます。だからこそ、教職員もまた、学び続ける存在・学び合いを続ける存在でありたいと思います。そして、新しい教育のあり方を探り、子どもたちの声に耳を傾け、自ら問いを立てて歩む姿を示し続けます。生徒たちが「生きることは学び続けること」だと感じられるような環境を築いていきたいです。
生徒と教職員がお互いに学び合い、響き合う学校。その実現に向けて、私たち教職員は、これからも一歩ずつの誠実な歩みを進めてまいります。